これは
マンション光配線の方式別になぜ速度が出ないのか?を解説する資料
配線方式によって天地の差が出るマンションタイプの回線を、できる限り快適に利用したい人向けの情報
付随情報として、J:COMとかのCATVの話や、UCOM光とかBB4Uとかのマンション共有インターネットの話も載せておく
(注意) 一部例外はあります。例外につきましては、「そういうこともある」だと思って下さい。
想定すべき前提知識
- フレッツ光やauひかりの分岐数は方式に関わらず 1収容 あたり 最大で 32 回線 となる
- 光配線方式はGE-PONの仕様上、どの事業者でも最大分岐数は32分岐となる
- NUROの採用するG-PONは規格上の最大分岐数は64~254となっているが、実際の運用は資料がないのでわかりません
- NTT の シェアドアクセスを利用している以上、8以上、8の倍数(8, 16, 24, 32, .... )分岐されていることは想像できる
- わかりやすく解説するために、実際の配線と異なる箇所がある1
- 電電公社はNTTの電話局を示すただのマークであり、特定の事業者を示すものではない
3つの光回線の配線方式(大手事業者編)
マンションタイプの光回線の配線方式は以下の3種類が存在する。建屋によっては複数の方式を利用することができる場合もある
- VDSL 方式: 最大53Mbps~1Gbps (※上下合計)
- LAN配線方式: 最大100Mbps~1Gbps
- 光配線方式: 最大100Mbps~1Gbps
速度だけ見ると、どれも同じように見える。ただし、実際は全然違います・。・
それぞれの方式にどんなメリットデメリットがあり、なぜ遅くなるのかを解説する
VDSL方式
Very high-speed Digital Subscriber Line
技術的な理由2により、LAN配線も光配線も利用できない場合 および、 何らかの理由により光配線方式にマイグレーションできない場合3に利用される
ADSLという回線を昔利用していた人はADSLの超高速版と考えれば良いです
この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により100Mbps/1Gbps/10Gbpsとかなりの差がある。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに100Mbpsということもある
auひかり マンション タイプG や メガ・エッグ 光ネット (マンション) 1Gbpsプラン のように100Mbpsを超える速度の場合は10Gbpsな事が多い
メリット
- 配線されている電話線を利用するので、どんな建物でも「VDSL主装置」(VDSLAM)4の設置さえできれば開通することが可能
- 世代によっては上下合計 最大1Gbps と高速な通信ができる
- 大掛かりな工事をせずに開通することが可能
デメリット
- 無理やり2本の線で通信するため、通信が安定しない
- 主装置からの距離が離れれば離れるほど遅くなる
- ノイズ源(古いTV受信設備とか、ノイズ対策が甘い電子機器)が有ると遅くなる
- 導入されている機材の世代次第では最大53Mbpsのこともある (もう殆ど残っていなが、まれにある)
- フレッツテレビ等の利用はできない
- ひかりTV等のマルチキャストサービスはまともに使えない
- 機材によっては 100Mbps を 32回線 で共有していることも有る
- NTTではVDSL主装置のメンテナンスなどの理由により廃止する方針にあり、100Mbp以下の回線のみの提供となっている
参考資料
LAN 配線方式
LAN配線方式は主にインターネットへの接続をLANケーブルにて行うことを想定して建てられ、回線導入時にLANケーブルを配線済みまたは導入時にLAN配線がされており、光配線が技術的に不可能な建物にのみ採用される方式
☆注意☆フレッツやauひかり、電力系などの大手通信事業者以外の回線(ex. BB4U/レオネットなど)はここで言うLAN配線方式ではない
光配線方式が優先される理由としては以下のことが上げられる
- 直径5mm程度のLANケーブルより直径2mm程度の光ケーブルを通線するほうが楽
- 光配線方式で設置する装置より故障する可能性高い装置を設置する必要がある
- 光配線方式で設置する装置より大きいものを設置する必要がある
- MDF5へ電源を引き込む必要がある
この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により1Gbps/10Gbpsとなる。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに10Gbpsということもある
メリット
- 速度や通信品質が安定している
- 工事無しで開通が可能
- 特殊な装置無しで繋げば使える
- 一部の事業者は1Gpbsを回線を提供している
- 一部の事業者で契約する場合、VDSLモデムや回線終端装置(ONUやメディアコンバータ)がない分、安いことがある
デメリット
- NTTでは上記の理由により廃止する方針にあり、100Mbpsの回線のみの提供となっている
- 一部の事業者は100Mbpsまでの提供となる
- 建築後に導入するにはLANケーブルの新規配線が必要になり、コストがかかる
- 光ケーブルより太いので、ダクトが細い場合、全部屋分のケーブルを通せない可能性がある
- 建築時にLANケーブルが通してなく、配管がない場合開通は不可能
光配線方式
現状では主流となっている方式で、どの回線事業者でも100Mbps~1Gbpsまでのプランを用意している。事業者によっては10Mbpsなどの低速で安価なプランを用意している事業者も有る
光ファイバーを 32部屋ごとに1本 引き込み、マンション内のMDFにスプリッタと呼ばれる受動素子6を設置して分岐を行う。プランによって局舎側で分岐をしたり、MDFだけで分岐をしたりする。フレッツ光の場合はこんな感じ
- ミニ: NTT局舎で4分岐した上で、MDFにて8分岐
- 同じ「ミニ」が導入されているマンション4棟で共有される
- タイプ1/タイプ2: マンション内で32分岐される
実は、9部屋のマンションが一番分岐数が少ないということになる 7
一般的にすべての部屋まで配管が存在している建物の場合はこの方式で開通が可能であり、回線事業者はこの方式で開通させたいと考えていることがほとんどである。理由としては以下の通り
- スプリッタは1度導入すればまず壊れない機材である
- スプリッタのサイズは煙草の箱くらいのサイズで、SW HUBやVDSLAMより圧倒的に小型である
- スプリッタは電源が不要である
この方式における最大●●Mbpsのような表記は下記図の①及び②の部分の通信速度となる。この方式の場合、①の部分の通信速度は機器の導入時期により1Gbps/10Gbpsとなる。概ね1Gbpsの機材が導入されているが、まれに10Gbpsということもある
メリット
- 部屋まで光ファイバーが来ている
- 光ファイバーのサービスが戸建て向けプラン同等で利用できる
- ex. フレッツテレビ
- 一番品質が良い
- 将来 1Gbps を超えるサービスが始まっても、引き続き利用ができる
- 故障する可能性が一番低い
デメリット
- 配管がない場合は開通できない
- 大家や管理組合の理事が面倒な人だと開通できない
各配線方式まとめ
回線事業者によらず、以下の優先度で海鮮を選べば良い
光配線方式 > LAN配線方式 > VDSL方式
[番外編]ファミリータイプを直接引き込む
ファミリータイプを引き込めば一番快適に利用できると考えている人がいるかも知れないので解説をする
※この方法で引き込みが可能な部屋は、NTT/au/NUROに関わらず(大家や管理組合の同意以外の要件として) 「3階 以下の部屋であること」 が条件となる8
実情は「マンションタイプの光配線方式」と「ファミリータイプ」は全く同じ設備となっている
上記の光配線方式のマンションと全く同じ構成。違いはスプリッタがマンション内のMDFではなく、NTTの管理する電柱上(及び局舎内)に存在していること だけ
メリット
- 配管がないマンションでも3階以下なら導入できる
- 4(NTT東)または6(NTT西)部屋以下の集合住宅の場合はファミリーの導入となる
デメリット
- 高い
- マンションタイプが導入されている建屋の場合、大家が難色を示す
- 景観とか気にする大家とか管理組合の場合はまず導入できない
- その部屋だけマンションタイプが開通できないと行った場合は大家に交渉すればだいたい開通できる。
- 「私は光配線方式で開通できることを条件にしていることを不動産屋にも提示し、部屋探しをした。配管つまりは建物の都合なのだから、ファミリーを開通できないなら初入居費用をご返金いただいた上で、契約日から退去日の日割り料金のみお支払いします。」と言ったら普通に許可がもらえました。
余談
NUROは嘘つき。これに関してサポートから「戸建て向けとマンションの違いはカスペルスキーの有無と価格だけ」という言質を体を張って取った友人がおります。
よって、以下のサイトに書いてあるメリットは全部ウソ。そもそもNTTの提供するシェアドアクセスの仕組みがわかれば鼻で笑いながら嘘って分かる内容なのにそんなことでユーザーを騙すような記事を作成して何が楽しんですかね……・。・
マンションでインターネットを個別契約するおすすめのメリットとデメリット | NURO 光
[カオス]大手通信事業者以外の回線編
CATV (HFC方式)
光同軸ハイブリット方式(Hybrid Fiber-Coaxial) は幹線用の光ファイバーをある程度のブロック単位で同軸に変換し、インターネットを提供している。 分岐数は◯◯契約という形ではなく、面積あたりという形で行われる。そのため、タワマンがバンバン立っているような場所だと遅く、郊外の方が速度が出るという状態になる。まともなマンションデベロッパーとCATV局が事前協議しているのであれば、マンモス級集合住宅へ光ファイバーを1本引き込むこともあるようだが、基本的には発生しないと考えて良い
分配数は「分からない」という形になる
1本の同軸の中に複数の信号を流すことができる(テレビで言うところのチャンネルと言う概念)ため、1本の同軸内に4~8回線の独立した回線があり、契約者でうまく割り振って運用していると考えられる
マンション独自回線
マンションに何本か光ファイバーを引き込み、全居住者で共有する方式 以下のような大手/地域回線事業者と契約しないような回線が該当する
- e-mansion
- BB4U
- UCOM光レジデンス
- マンション無料インターネット
全部屋でファミリー向け光回線を共有する場合
BB4Uとかマンション無料インターネットとかレオネットとかが該当する
NTTやKDDIなどが提供する家庭向けの32分配された回線を更にマンション内で何部屋にも分配する方式。限られた1Gbpsのπを32分岐したあとの回線を更にマンション内で奪い合う仕組みで、はっきり言って最悪
アクセスラインは開通時期によって100Mbpsだったり、200Mbpsだったり、1Gbpsだったり。 100部屋で100Mbpsを共有する回線のままということもあるのはっきり言って使いたくない回線第1位。
こんなクソ構成を作成する事業者の契約する回線と同一収容になってしまった他の31回線の加入者が本当に可愛そうな仕組み。今すぐ滅ぶべき
専用線を引き込んでマンション内で共有する場合
この回線は非常に高品質な回線を格安で使えることが多い。問題はグローバルIPアドレスが入手できるか?くらい
UCOM光レジデンスとかが該当する
マンション内のMDF等へ専用線(収容局から分岐せずに1Gbpsを専有できる回線)を引き込み、マンション内で共有する方式。マンモス級集合住宅の場合は複数本数を引き込み、加入者を振り分けたり、10Gbpsの回線を引き込んで共有する
ブロック図や説明を書くのが面倒なので、上記のUCOM光レジデンスのリンク先を読んで理解していただきたい(手抜き)
うんちく
大家が光回線の導入にOKをくれません
なんか色々話して話がこじれる前に、年齢に応じて「電電公社の新しい電話回線を引きたい」とか、「NTTの新しい電話回線を引きたい」と交渉しましょう。 ポイントは「インターネット」とか「光ファイバー」という単語を使わずに「電電公社またはNTTの新しい電話回線」という表現で交渉することである。 OKがもらえたらNTTに「大家から許可をもらったのでフレッツ光ファミリーギガラインをひかり電話付きで引いて。」と電話するだけである
インターネット?光回線?なにそれ必要なの?とか思う人ほど、固定電話は必要だと思っている人が多いのでうまく言えばOKがもらえる可能性が高い。
この方法で交渉した場合は必ず「ひかり電話」を契約して嘘はついていない状態にする(=建前は守る)のが大切である
上記のような大家や理事長のいる場所にNUROやau光を引く方法は知らない。 普通に使うなら、品質はフレッツでもauでもNUROでも全く同じなので、なにか変なこだわりがあるなら黙って引っ越せば良い。以上
入居したいマンションが光配線方式か調べたい
以下の方法で基本的には調査可能になっていますが、部屋を契約する前にかならず116に電話をして確認することを強く推奨する
建物を内見する際に、部屋の中に光コンセントがあればほぼ100%光配線方式で開通可能なので、どうしても光配線方式で開通しないと死んでしまう人は既設の光コンセントがあることを確認してほしい
IF 東日本在住
- 加入可能か調べるページにアクセスする 東日本
- 郵便番号を入力する
- 該当する住所を選択する
- 番地以降を入力する。わからない場合は右下の「該当する住所がない場合」をクリックする
- 集合住宅を選ぶ
- 建物名を選ぶ。ここに建屋名が出てこない場合、フレッツ光が未導入の建物となる
結果の見方
現地調査が必要な建物です。避けましょう。
フレッツ光が開通可能です。 この段階では配線方式はわからないので、このままWebで申し込むをクリック
光配線方式の場合、「ギガマンション・スマートタイプ」と表示される
VDSLやLAN配線方式の場合は「ギガ」の文字がない。B2とかB1のような文字があった場合は確実にVDSLとかLAN配線となる
IF 西日本在住
- 加入可能か調べるページにアクセスする 西日本
- 留意事項に同意する
- 集合住宅にチェックを入れ、郵便番号を入力する
- 住所を選択する。住所がわからない場合は右下の「該当する住所がない場合」をクリックする
- 建物を選択する
- 隼って出てきたら、光配線方式です
- VDSLって出てきたら、VDSL方式です
116 に電話して確認する
この方法は、現在自分がいる場所と引越し先でNTT東西をまたがないことが条件である。地域をまたぐと他方のNTT東西に電話をかけるのが困難になる
どの方式で引き込まれているか確実に分かる方法なので確実性を求める方はこの方法で確認しよう
- 公衆電話・固定電話から局番なし 116 に電話する
- 携帯電話から 0120-116-116 に電話する
- 県境付近で電話すると他方のNTTに繋がる可能性があります
「引越し先の物件を探しているが、光配線方式かどうか知りたい。」と伝え、マンションの住所・部屋番号を言えばどの配線方式が導入されるか教えてくれる。何度も電話すると待ち時間が生じてる、更にNTT側にも迷惑がかかるので、物件をいくつかリストアップした上で電話をかけてまとめて聞くことをおすすめする
余談ですが、NTTは工事失敗履歴を持っています。116で確認すると教えてくれるので、入居する物件を決定する前にかならずNTTに電話して確認しましょう!
auひかりとかNURO光とかの話が聞きたい
- auひかりの提供に関してはこちらを参照。使い方は概ねNTTと同じ 提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社
- NUROのサイトには光配線方式で開通できるかどうかを提示するページはない
- そもそもマンションタイプの導入しきいが非常に高いので、導入済みマンションのページに乗っていなければ開通ほぼ不可能 https://nuro.jp/mansion/service/neworder/?route_code=03AA4101
基本的にどの回線事業者でも同じ方法で光ファイバーを入線するため、NTTが光配線方式で開通できない場合はNUROは無理、auひかりもVDSL方式となる
auひかりは1GbpsのVDSLを提供しているので、そこそこ快適かもしれないですよ?https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/prefecture
余談
VDSL/LAN配線方式から光配線方式にしたい!
NTTではVDSL/LAN配線方式からのマイグレーションを勧めているので116に電話してどんどん申し込んでいこう!
今ならなんと、大家にも、管理会社にも、利用者にも負担無しで切り替えられる可能性がある(NTTによる現地調査の結果次第ですが、平成になってから作られた建物であれば概ね負担無しで切り替えられる)
フレッツ 光ネクストにおけるVDSL方式/LAN配線方式から光配線方式へのタイプ変更工事費割引の実施について
まんだらけ秋葉原が載っているの草
追記
ネットから拾ってきたFAQ
管理組合の承認を得る方法を知りたい
- NTTに現地調査をしてもらいます。まだ工事ではないので管理組合の承認は不要。鍵を借りるときの言い訳は「電話工事したい」とかでうまくやる
- NTTの現地調査の結果、管理組合や契約していない人の負担がかからないこと、契約していない人には一切の影響がないことの言質を得る
- 理事会なり、総会で提案する。2の情報をもとに、「現代では光回線が備わっていないとマンション自体の価値が下がる。NTTがただで工事してくれるだけで価値が上がるのであればやるべき」のように提案する
理事会が気にするのは「管理組合がカネを出さないといけないのかどうか」、他の住人が気にするのは「俺は使わないサービスのために金を払うのは嫌だ」なのでそこをクリアできれば反対する人はあまり9いない。
「あとから入居した人が加入できないと不公平になる」という人がいるので、NTTの現地調査の際には設備的に全部屋で加入することができるかどうか?についても聞いておくと良い
結局どの回線が一番マトモなの?
どの配線方式が良いかというのを未だに聞いてくれたのであれば以下のとおり
光配線方式 >= LAN配線方式※ >> 1Gbps のVDSL >> CATV >>>> 100MbpsのVDSL >>>>>>>>>>>>>>>>>> マンション共有(無料)インターネット ※専用線式のマンション共有インターネット(ex. UCOM光)のLAN配線方式に含む ※戸建て向け回線を共有するマンション共有インターネットはLAN配線方式に含まない
回線事業者であれば以下の通り
フレッツ == 専用線型のマンションインターネット(UCOMなど) >= auひかり >= CATV(FTTH) >> NURO > CATV (HFC) >>>>> マンション共有インターネット(主に無料のやつ)
3000円くらいで8つグローバルIPが使えるUCOM光レジデンスのLANor光配線方式を使える人はUCOMを崇めて己の幸運を信じて生きてください。マジで羨ましい10
理由
フレッツ
- プロバイダちゃんと選べば常時500Mbpsくらい出ます
- 工事費が一番良心的(マンション15,000/戸建て向け18,000)
auひかり
- 戸建て向けは工事費がとにかく高い(37,500)。撤去費も高い(28,800)
- マンションタイプが使えるなら、工事費(30,000)だけで撤去は不要
専用線型のマンションインターネット
- 高品質な回線をマンション全体で共有するので、品質は良い
- 設計も専用の設計なので、安定している
- 工事費はかからない
CATV(FTTH)
- CATV局次第なのでなんとも言えない
- 天地の差があるので事前に情報収集してから契約しよう
NURO
- 工事が遅い
- 開通をいつまでも待てるのであれば最高かもしれない
- 工事業者がまだ習熟していないため、工事担当者次第では開通できたりできなかったりする
- 工事さえまともなら……良い回線
CATV(HFC)
- 帯域を共有している件数がわからない
- 上りが非常に遅い
- テレビが本業の会社が副業としてインターネットもやっているというイメージ
マンション共有インターネット
- まだ説明が必要ですか?
一人暮らしの回線は100Mbpsで十分
お前の意見は聞いてない。LAN配線方式ならともかく、ノイズや距離で不安定になるVDSLは論外
広帯域な光回線ってもんはこうやって原価を回収する勢いで使うもんだぞ!!
フレッツはPPPoEガチャを引かないといけないからクソ
PPPoEガチャってなんですか?3,000円で10連無料ってやつですか?
以下がSoftEtherの無料PPPoEアカウントへ接続し、iNoniusスピードテストを実行した結果となる 左側「連続」列はPPPoEを切断せずに連続で10回スピードテストを行った結果、右側「再接続」列はPPPoEを切断→接続を行い、その後10秒後に測定した結果である
以下の検証結果から、まともにインターネットができないのレベル(50Mbps未満になる)になるような数値は1度も出ることはなかった。2020/06から実験用のPPPoEアカウントが欲しくて 500円プロバイダーこと「BBExcite」を2ヶ月ほど契約していただがゴールデンタイムに200Mbpsを上回ることがなかった。PPPoEガチャよりプロバイダ選びのほうが100倍くらい大切な作業と考えられる
また、私の知り合いが「特定のプロバイダ + IPoE」で契約した回線で200Mbpsを下回ることは「光配線方式」では14件中1件も今のところ起こっていない。つまり、収容ガチャというものも存在する可能性は非常に低い
フレッツで回線が遅いとか言っている人はNUROとかauひかりに乗り換える前にプロバイダ変えれば改善するんじゃないですかね?
常に500Mbpsくらい出て、毎日1TB弱垂れ流しても怒られないプロバイダを利用していますが、快適なプロバイダが周りに広まるとみるみる快適じゃなくなるのでどこなのかはお話できません。
10Gって必要?
人によると思いますが、一般的には不要です。 一般的な配信サイト(ニコニコ動画, You Tube, Netflix, Amazon Prime Video 等) の推奨通信速度は HD(1080)で10Mbps程度、4Kで20Mbps程度です。実際はこの推奨速度の2倍程度は欲しいので、50Mbpsもあれば動画配信も快適に視聴することが可能で、例えば4人で同時視聴する場合も 200Mbps くらいあれば十分です。
「販売店でおすすめされた」みたいな理由で検討する場合は、本当に10Gbpsの回線が必要かどうかはよく考えたほうがいいかと思います。
- 一般的に上下20Mbpsを超えると、オンラインゲームのプレイに影響することはありません。11
- ニコニコ生放送やYouTube Live等で生放送を行う場合も、上りが30Mbps程度あれば不自由しません。12
誰かから金もらってる?
誰からももらっていないです。 アドセンスも入ってないです。
回線を自由に引けるマンションか、一戸建てを買ってくれる悪い人を募集しています。
- 実際はファミリーではNTT局舎内の1次スプリッタで4分岐、電柱上の所外スプリッタで8分岐の合計32分岐となる。 NTT資料↩
- LANケーブルが配線されておらず、光ファイバーを通すための配管が存在していない場合↩
- 大家が光配線方式へのマイグレーションを拒否った場合や管理組合が合意いしない場合。上記の技術的な理由に該当する場合を除き、大家や管理組合のコスト負担はなく、NTT及び加入者が工事費を支払うだけのため、概ね大家や理事長のワガママだったりする↩
- VDSLAMと呼ばれるVDSLの親機。こんなのとかこんなの↩
- 電話やテレビなどの弱電系配線を全部屋から集め、外部から引き込んだ回線と接続するための部屋や分電盤のこと↩
- 電源不要で使うことができる機材。イメージ的には水道管の分岐に近い↩
- 基本的な分配方式は 4分岐(1次スプリッタ) → 8分岐(2次スプリッタ) の順で分岐するので、9部屋以上ある建屋には1次及び2次スプリッタが設置される。8部屋以下の建物では他の3つのマンションがどのマンションか、何分岐使っているかなど知る由もない(NTTも教えてくれない)が、9部屋の建屋なら確実に最大収容数は9になるというわけ↩
- 引込線高さの問題により、4階以上のフロアに直接光ファイバを引き込むことができない。これはNTTのファイバを利用しているサービス共通の制限である↩
- たまに面倒な人が出てくる。そういう人が理事長だと辛い。↩
- UCOMでも専用線じゃない回線もあります。UCOMでLANor光配線方式だから快適!というわけではない↩
- ゲームプレイ中の通信は主にテキストベースのAPI通信であるため、最大でも5Mbpsくらいである。なお、アップデートのダウンロードで100GBもダウンロードするような場合、100Mbpsで2.5時間、300Mbpsで1時間、1Gbpsで15分であり、ゲームプレイまで絶対1時間も待てないよ!というなら10G回線の恩恵を得られることが考えられる↩
- 配信サイト側が複数の視聴者に配信を行うわけで、自宅から複数の視聴者へ配信するわけではない。配信サイトまで1ストリームの動画を配信できれば問題なく配信できる。なお、JCOMは上り10Mbpsなので配信には向かない↩